2021年の振り返り

2021年も大詰めということで、例年どおり振り返りを記す。

エンジニアリング

端的にいって無をしていた。シャでは、春くらいから名ばかりのチームリードになった。もともと勝手にやってたムーヴに役割がついたというかんじで、特に何も変わってない。チームメンが自立しているので、私は特になにもリードせずに眺めたり邪魔したりする日々を過ごしている。ブログや登壇といった対外的な露出もなく引きこもっていた。

プロジェクト管理を主にしていて、課題はいくつもあった。一例を挙げると、リスクテイク。開発プロセスが整っていくにつれて、ステークホルダーが増え、どうしても安心安全に倒したくなる。開発工数(特に上流工程)に跳ね、結果としてデリバリが遅くなりがち。トレードオフを認識して適切にリスクをとっていく必要があるが、うまくできていない。など。来年はできるかぎり一般化・言語化して出力していきたい。

ソフトウェアエンジニアの業界は35歳定年説が謳われて久しい。にもかかわらず、定年退職している人間が全然いない。いいかげんにしてほしい。技術的なキャッチアップに関して、昨年までは自分の無能みを嘆き学習せねばという焦燥感があった。最近は自分の能力を受け入れつつある。良し悪しあるが、前提として無理をしてはいけない(後述)。

休暇

土日祝+代休+有給休暇のフルコンボで9月いっぱい会社をお休みした。春から夏にかけて定常的な疲弊を自覚しており、本格的なしんどみに陥るのを予防するためメンテに入ったかんじ。現職についてから7年ほどになるが、その間では最長の休暇となった。とはいっても緊急事態宣言下だったので、特になにもせずおとなしくしていた。

本格的にしんどくなる前に休んだほうがいい。が、それができたら苦労しない、というのも大いに理解できる。ソリューションとしては、定常的かつ自律的な環境整備が重要になってくる。このあたりについては自身の体験を踏まえて別の機会に書きたいと思っている。

趣味

お笑いもあいかわらず見ていたが、ライブに行く頻度はかなり減った。M-1グランプリ2021は行列の先頭*1みがマシマシで最高だった。本記事を書くにあたり昨年の振り返りを読んだところ、ファイナリストのうち初進出のメンバーを予想で挙げていた。来年も楽しみ*2

M-1グランプリ2021では(決勝進出経験者を除くと)シシガシラ、黒帯、ランジャタイ、キュウ、ダイヤモンド、ダイタク、真空ジェシカモグライダーロングコードダディ滝音コウテイあたりが活躍しそうと予想しておく。

また、年末駆け込みでボルダリングを再開した。自分の身体能力の衰えをつきつけられてつらい。それでも楽しい。心情の変化として、一人で登るだけでなくだれかと一緒に登る楽しさを以前より感じる。来年は軽率にお誘い合わせたいのでよろしくお願いします。そして2級を落とせるまでになりたい。

生活

結婚というライフイベントがあった。配偶者氏は私と対照的に元気いっぱいであり、節々で助けられている。それに伴い、引っ越しをした。引っ越しを機に、いくつかの家具家電をリプレースしたことで、生活が豊かになった。詳しくは買ってよかったもの2021というエントリに書いた。

基本的に在宅勤務していたこともあり、勤務先の人々や友人関係でもほとんど知られていない。機会があった人々に伝えるとおめでとうと言ってくれて、祝われるのはいいものだなと思うなどした。ウィッシュリストを公開する。配偶者氏と欲しいものについて改めて会話したが、特段なくて困った*3*4


今年関わってくれたみなさま、ありがとうございました。来年もよろおね。

*1:K-PRO主催の大型ライブ

*2:あえて予想はしない

*3:欲しいものがほぼ必要なものと同義なため、都度買っている

*4:苦肉の策としてアマギフを載せた、あとは自分の個人的な本